合唱指導は担任の指導力向上のきっかけ 前編
こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。
私は学校の活動の中で、合唱が好きです。
以前、合唱について書いた記事もあります。
私が、明確に、
合唱っていいなと思ったのは、
中学校の卒業式で、
合唱を歌っていたときに、
知らず知らず感動して泣いてしまった経験からでした。
合唱を通して、
声で表現する喜び、
仲間とのつくりあげる一体感
を感じることが出来ました。
その経験が、
学校っていいなぁという思い出になり、
私が今、教員になっている理由の1つになっています。
そんな私が、
実際に中学校の先生になりました。
私は今度は担任として、学級の生徒が、
合唱に取り組む様子を
見ていくこととなりました。
私の経験ですが、
主に、担任が合唱を特に見守るのは、
合唱コンクールに向けてクラスが取り組んでいる時です。
私は、この学級が合唱を創りあげる期間が
とても重要だと思っています。
クラスに一体感が出てくるし、
生徒とコミュニケーションもとれ、
生徒との距離も近づきやすくなるからです。
そして、
今でも心に残る経験をさせてもらいました。
学校で生徒をまとめていく力を
つけていくきっかけにもなりました。
今回は、
私が経験した、
合唱コンクールの出来事を通して
そこから学んだ大切なことを
シェアできたらと思います。
記事が長すぎることを考慮し、
今回は前編になります。
後編を投稿しましたら、
追加で紹介させていただきますね。
追記:後編です↓
合唱指導は担任の指導力向上のきっかけ 後編
目次
想いの共有からのスタート
自分たちで創るオリジナルのハーモニーを奏でていこう
当時担任をしていたクラスでは、
練習に取り組んでいく前に、
そんな想いをクラスで共有していました。
私自身、良い思い出になってほしいという想いから、
一番良い、優秀賞をとらせてあげたい、と思っていました。
せっかく取り組むのであれば、優秀賞を。
それは生徒も一緒でした。
生徒はとても一生懸命に取り組みます。
合唱はみるみる上手に素敵になっていきました。
交流合唱を通して生徒に起きた気持ちの変化
学校ではコンクールが近づいていくと、
他のクラスとの交流合唱をする、
という取り組みがありました。
一生懸命に取り組んでいた
私たちのクラスは
積極的に交流合唱に取り組みます。
交流していくと、
どのクラスからもお褒めの言葉をもらっていました。
そうなっていき、
生徒の気持ちにも変化が起きました。
生徒はどんどん調子づいているように感じました笑
自分たちってうまいんじゃないか、と
これがいいように作用すればいいのですが、
残念ながら、そうではありませんでした。
この調子でいけば、
優勝賞もとれそうだという空気が、
次第にクラスに流れ始めます。
気のゆるみが出てきて、
合唱にも影響していきました。
大きな問題には見えないけれども
この気のゆるみは正直それほど、
顕著ではありません。
ただ、何かが物足りないのです。
そんな姿を見ながら、
どうしたものかと私は考えます。
生徒にゆだねるか、
少し全体で話をしようか、
そんな考えをめぐらしながら、
ふとクラス全体を見ると、
私と同じように物足りなさを感じている生徒が、
いるように感じました。
このままでは、
結果はどうなるかわからないけど、
良い思い出として本当に残るのか?
そんな疑問が湧いていきます。
私は考えた末、私にとっての1つのチャレンジを
することを決めました。
今日はここまでにします。
私にとってすごく大切なことを学んだ経験です。
後編また投稿しますね。
追記:後編はこちらです。