運動はメリットだらけ!
こんにちは。デクです。
今日は健康ネタを。
「脳を鍛えるには運動しかない」を読みました。
この本を読むと、
私は運動せずにはいられなくなりました笑
勝間和代さんも、
ものすごくおすすめされていました。
脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方
目次
本の内容
本書では運動が与える効果を
次のようにあげています。
学習
ストレス
不安
うつ
注意欠陥障害
依存症 などなど。
多数述べられていました。
以下、印象に残ったことと、
ちょっとした体験談を
記します。
①コットマンの実験 認知機能の低下を防ぐ3つのこと
コットマンの実験
老後も健全な精神状態を維持している人に
共通点があるかどうかを
長期間にわたって調べる研究
認知機能の低下が
最も少なかった人には、
3つの要因が認められた。教育、自己効力感(ある行動や課題を達成できるという信念や自信)、
そして運動である。
②運動が学習を助ける3つのステップ
ここまでくれば、
運動が3つのレベルで
学習を助けている事は
充分おわかりいただけたと思う。
まず、気持ちが良くなり、
頭がすっきりし、
注意力が高まり、
やる気が出てくる。
つぎに、新しい情報を記録する
細胞レベルの基盤として
ニューロンどうしの
結びつきを準備し、促進する。そして3つ目に、
海馬の幹細胞から
新しいニューロンが成長するのを促す。
③運動することで不安を落ち着かせる仕組み
運動すると
体の筋肉の張力が緩むので、
脳に不安をフィードバックする流れが
断ち切られる。
体の方が落ち着いていれば、
脳は心配しにくくなるのだ。
また、運動によって起きる
一連の気持ちを落ち着かせる効果がある。
④運動で得られる効果を結合する
人間は本来、
社会的な動物なので、
うつの人にとっても、
人とのかかわりを促し、
戸外など感覚を刺激する環境でする運動が理想的だ。
運動に付き合ってくれるようだれかに頼み、
新しい環境に身を置けば、
その刺激を伝えるための
新しい結合と新しいニューロンが必要になる。
囚われていた虚無感から脳が抜け出すと、
目的意識と自尊心が生まれ、
明るい未来が見えてくる。
そのような前向きな気持ちが湧いてきたら、
それをなにかに向けるようにしよう。
そうやってボトムアップ式で
得られたやる気と体の元気さを、
トップダウン式で得られた自信と結合していこう。
運動する気にさせることで、
人生を自分のものとして引き受けるよう、
その心も励ましているのだ。
⑤運動と自己効力感
ここに、
学習と心の強さとのつながりを
見ることができる。
脳が柔軟であれば、
心はいっそう強くなり、
「自己効力感」が得られる。
自己効力感は、
強弱を測定することはできないが、
自分を変えることへの自信につながるものだ。
(中略)
体を動かし、
主体的に新たな目的に挑戦し、
それを達成できれば、
自分をコントロールできると言う自信が生まれ、
それは生活のほかの面にも広がっていくのだ。
⑥運動と体と脳
運動が脳に及ぼす利益を享受するには、
体を鍛えあげて下着のモデルのような体型にならないと
いけないのだろうか?
そんなことは決してない。
実際、研究では、
ウォーキングしただけでも、
説得力のある結果が出ている。
それでもわたしが健康な体に着目するのは、
標準的な体重を維持し、
心血管系を強くすれば、
脳は最大の力を発揮できることを知っているからだ。
どの程度の運動でも
プラスにはなるが、
実際的な観点から言えば、
脳のために何かをするという事は、
体を心臓病や糖尿病、がん、
その他の病気から守ることにもなる。
体と脳がつながっている。
両方一緒に大切にすればいいのだ。
私の体験談も少し
私が休職していた時に医者から言われたのは、
「とにかく散歩をしなさい。」
ということでした。
ノルマは一日8000歩です。
私は忠実に実践しました。
おかげで、気分はよくなり、
気持ちは前向きになっていたように感じています。
運動によるメリットは多大に感じています。
ただし、
今になって思えば、運動は、
うつ病への対象療法であり、
根本的なアプローチではないとは思っています。
根本的なアプローチに関しては、
こちらの記事を参考にしていただけたらと思います。
こちら↓
実際に私も休日は毎日散歩はしていますし、
メンタルの調整にはいいと思っています。
8000歩とはいいませんし、
自分が体を動かすのに手っ取り早いものでいいと思います。
参考までに紹介させていただきました。
今日のワンアクション
身体をうごかしてみる