素人の顧問の先生でもできる指導とは
こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。
前回、前々回にわたり、
教員1年目の出来事について、
記事を書きました。
自分の経験を振り返りながら、
その経験が、
新任の先生や若手の先生の
助けになればと思い、書きました。
書いてみると、
私は、部活動に関して、
新任の頃から、
長く悩んでいることに気づきました。
今回はその部活動の悩みについて、
また、私なりのできることを、
ありのまま書かせていただきます。
私と同じように悩んでいる方がいるかもしれません。
そんな方に何かしらの役に立てれば幸いです。
目次
部活動の大半は運動部であるということ
学校で運営している部活動の大半は、
運動部で構成されています。
ですから、
教員の顧問の割り当ても、
多くは運動部になります。
担当になる部活動は、
自分が実際にプレーしていた部活動、
または、
以前顧問になったことがある部活動
になることが多いです。
ですが、そうでないケースもあります。
つまり、
まったくその競技のことが、
わからない部活動の担当になるケースです。
いわゆる素人の顧問の先生です。
これが大変です。
なぜなら生徒に何を、
どのように伝えたらいいのか、
わからなくなるからです。
素人の顧問の先生ができる指導をデクなりに考えました
このような状況の中で、
私(素人の顧問)が指導できることはなんだろう?
と考えたときに浮かんだのは、
物事の捉え方に関する指導でした。
解説しますね。
スポーツは基本的に勝負事です。
勝ち負けは当然つくし、
やる以上は、勝ちを目指したい。
中学生によくおこりがちなのは、
勝てば良し、負ければダメ
という極端な考え方です。
ですから、
私にできることは、
勝った時の
良かったところと課題点の指摘
負けた時の
良かったところと課題点の指摘
をいかに見つけ、
生徒に伝えていくか、
でした。
特に、
もしも負けたとしても、
良かったところを見つけていく。
そして
ダメという極端な考えを
少しでも緩むようにサポートする。
これが、競技経験のない私にでも、
できることかなと考えています。
基本的にこの考えは、
いまでも変わりません。
しかし、もどかしさがあるのは事実
しかし、実際のところ、
競技経験のあったほうが、
もっと臨場感をもって話せるのに、、
と歯がゆくなります。
そして競技の経験あれば、
次につなげる具体的な案も出せる。
そして、生徒は、
次は勝てるかもしれないというイメージがつきやすい。
自然に次の活動へのモチベーションにもつながっていく。
逆に次につながる改善策を見出すことがないと、
単に頑張ろうの精神論に行き着き、
負けの循環をつくり続けることもあります。
そんな循環をする、
生徒の気持ちはどうなんだろうか?
精神的な部分への影響が
私は気になってしまいます。
だとしたら、
やっぱり競技経験があったほうがいいに
越したことはないと思います。
競技をするにも時間は有限
実際にその競技を経験するのも
いいかもしれない。
でも、その時間があるならば、
教科指導や学級に対するケアを
優先した方が現実的なのではないか。
そんな考えが巡り
部活動に対してのかかわりが、
どうしてもその場での、
対応に終始してしまうのです。
部活動指導に関しては、
できる範囲で精一杯。
というのが現状です。
1人で抱え込まず、たくさんの人の協力を得よう
ここまで、
個人的な悩みを含む内容になりました。
ですが、
私と同じように悩んでいる先生は、
実際にいらっしゃると思います。
もしも、同じように悩んでいるとしたら、
私は、ぜひ一人で抱え込まず、
周りの方々の協力を求めてほしいと思っています。
顧問は部活動運営に
ある程度の裁量がきく立場だと思います。
複数人の部活動なら、役割分担を。
1人の顧問であれば、外部のコーチ、
保護者の方、卒業生など、
この際、いろいろな人に頼るのです。
それが自分を守るためでもあり、
生徒のためになります。
多くの人が協力として、かかわると、
収拾がつかなくなることも
あるかもしれません。
その時は、
管理職の先生に相談して
協力を仰ぐのありだと思います。
教員はなんでもできるわけじゃない。
そんな姿を見せるのも、
一つの教育だとも私は思うのです。
部活動への私の気持ちは、他にも記事があります
今回は、未経験の部活動になった先生の悩みと
私なりの指導へのアプローチをまとめてみました。
私は、学校教育の一環である、
部活動に関しての想いは、
正直たくさんあります。
今回もその一部です。
今回の記事を読んで、もし興味深く感じた方は、
こちらの記事も合わせて読んでみてください。