新任教諭、早期退職防止へ 1年目の話をシェアします

こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。

 

 

 

2020年の1月に、
このような記事がありました。

心病むケースも…新任教諭の退職相次ぐ 1年内に全国で431人

 

 

 

 

新しく先生になった方が
1年で退職するケースが、
1999年以降、
最多であったという記事です。

 

 

 

全国で退職431人のうち、
精神疾患のよる退職が
104人となっています。

 

 

 

 

試験を合格し、
理想を抱き、
スタートを切ったものの、
現実のギャップに
悩み患ってしまう。

 

 

 

精神的に苦しくなる前に、
どうにかできなかったのだろうか。
そんなことを考えます。

 

 

 

若い先生のサポート体制の
在り方も考えさせられる内容でした。

 

 

 

 

私も先生になってから、
初めて気づいたことが、
たくさんありましたし、
大変だった記憶もあります。

 

 

 

 

私の場合は幸い、
周りの方に恵まれていました。

しかし、
これも紙一重だとも思っています。

 

 

 

なぜなら、
実際、私は

精神的に苦しくなり、
休職を経験したからです。

 

 

 

 

今回の記事は、
私の教員1年目の経験を
書こうと思います。

 

 

 

もしも、
同業者の若い方が読まれていたら、
共感して、
少しでも心がゆるむといいな、
と思っています。

 

 

 

 

また、
学校の先生でなくても、

先生という仕事を
知ってもらう機会に

なったらいいなと思っています。

 

 

 

 

目次

初めての勤務。4月

 

 

 

 

教員1年目は、
新鮮さの中に楽しさ、喜び、つらさが
入り混じっていました。

 

 

 

 

配属された学校で
一番苦労したのは、
部活動でした。
(教科指導ではないという。。。笑)

 

 

 

 

というのも、
私が担当になった部は、

 

前任の顧問の先生が、
専門競技バリバリで、
生徒から信頼されている方だったからです。

 

 

 

 

生徒は、
精神的に頼りにしていた先生が
異動してしまった悲しみを
感じていたことと思います。

 

 

 

 

かたや、こちらは、
担当する競技経験もなく、
ルールも詳しく知らない素人。
部活動の顧問自体も初めてでした。

 

 

 

 

あるトラブルが起こる前まで、
前の顧問の先生の事は
私は、まったく気にもとめていませんでした。

 

 

 

ただただ、
勤務を前にした私は、
先生として歩むことに、
ワクワクとした心境でした。

 

 

 

 

4月から起きたトラブル

 

 

 

生徒は、
私と年齢が近いということもあり、
親しみやすさを
感じてくれたようでした。

 

 

 

 

最初の出会いとしては、
上々だと、
個人的に感じていました。

 

 

 

 

しかし、
時間が経過するにつれ、
親しみだけでは対応できない、
トラブルが起きていきます。

 

 

 

 

特に印象に残っている出来事は2つです。

 

 

 

1つ目は、
練習試合中、

3年生の生徒から

「この先生、ルールとか何も、
わかってないから好き勝手やろう」

と真正面から言われたこと

 

 

 

 

2つ目は、
前の顧問の先生という
精神的支柱を失って、

生徒が、
練習をボイコットしたこと

 

 

 

 

でした。

 

 

 

 

今思うと、どちらの出来事も、
生徒なりのSOSだったと思います。

 

 

 

 

今では、
生徒の気持ちを理解した上で、
未然に防げたのではないか、
とも思っています。

 

 

 

 

 

当時私がしていたこと

 

 

 

 

私も必死でした。

 

 

 

個人的には、
大学卒業直後で、
まだ教員採用試験に合格しておらず、
採用試験の勉強のかたわらの仕事でした。

 

 

 

 

 

試験勉強も大事でしたが、
目の前の生徒のことを考えると、
簡単に割り切れることは
できませんでした。

 

 

 

 

私は、
サポートしてくれるもう一人の

顧問の先生に相談したり、

 

 

コーチにお願いをして、
仕事がお休みの日の
合間時間をつくっていただいて、
技術指導を頼みました。

 

 

 

 

それ以外は、
自分もできる範囲で、
プレーに混ざって、
生徒と同じ視点で、
取り組むようにしました。

 

 

 

 

わかっているように話しても、
生徒には響かない。
どうにか、
生徒との信頼関係を築いていきたい、
そんな想いからでした。

 

 

 

 

一緒にプレーしてみると、
その競技が、
いかに難しいかがわかりました。

 

 

 

体力的にもとてもハードだ、
ということも実感しました。

(筋肉痛、、ひどかった苦笑)

 

 

ですが、
そこで
自分が感じた言葉を発したり、
行動で示していくことで
徐々に生徒からの信頼も
得られるようになっていきました。

 

 

 

 

上記に書いた
トラブル2つの出来事も、

このような取り組みを経て、
部活は少しずつ、落ち着いていきました。

 

 

 

 

そして、初夏。
3年生にとって、
最後の大会に臨むことになりました。

(今日はここまで)

 

 

 

若手の初任、大切なこと

 

 

 

このように、
私の教員1年目は
指導力という点で、
未熟な所が多々ありました。

 

 

 

しかし、今思うと、

 

 

若手教員、
最大の強みは、
若さである、

 

 


ということを

感じる出来事でもあったと思います。

 

 

 

若い先生が、
一緒に活動をしてくれるのは、

生徒の立場からも、
うれしいと思います。

 

 

 

 

先生自身も、
生徒の視点がわかるので、

発する言葉に実感がこもり、
生徒により伝わりやすくなっていきます。

 

 

 

 

私も、当時、苦労はしましたが、
充実もしていました。
今振り返っても、
良い時間だったと感じています。

 

 

 

 

生徒の目線で見てみることって、
基本かもしれません。

 

 

 



ですが、経験を重ねていくことで
そんな基本も忘れがちになります。

 

 

 

 

生徒目線から見えた
自分のまっすぐな気持ち、

大切にするのもいい

 

 

 

 

そう私は思うんですよね。

 

 

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