コロナによる合唱の変化とデクの希望
こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。
私は学校の教育活動の中で、
合唱がとても好きです。
合唱の良い思い出があるから、
中学校の先生がいいなぁと思ったほどでした。
そんな合唱の機会が、大きく失われてしまっています。
コロナによる感染防止のためです。
残念なことではありますが、
合唱活動が今後、充実したものになるように。
今回は学校における合唱は、どうなっていくのか
を考えてみました。
読んでくださる方には、
学校の現状や変化を知っていただき、
学校の現場をより身近に感じてもらえたらと思います。
目次
デクが考える、合唱の良さ
まず初めに、
私なりに合唱の良さを考えてみました。
挙げてみると、
- 自分なりに歌えるから気分がいい
- みんなと合わせると、自分一人では味わえない喜びがある
- 相手、周りのことを考えることにつながる
- 次第に歌詞を覚え、その意味を改めて考えると、
深さを感じ、作曲者のすごさを感じることができる
などなど、自分一人でも歌えるけれども、
みんなと一緒に歌をつくりあげたり、
ハーモニーを奏でたりすることが、
大きな魅力だと思っています。
合唱に力を入れるメリット
次に、教師になって感じた、合唱の教育的効果も考えてみました
(あくまでも、主観的なものです)
- 学級で歌うと、級友と仲良くなれる
- 担任の先生も一緒に歌うと仲良くなれる(特に照れ屋な男子)
- 周りのことを考える意識が高まり、統率がとれるようになる
- 歌うことを、たくさんの人に披露することで、聞いてくれる人に喜んでもらえる
- ↑その経験をする生徒にも、自信が芽生える
- 運動が苦手な生徒にとっては、大勢の前で自分を表現する良い機会になる
このように、
合唱活動による教育的効果は、
学級担任をしながら実感することが多かったです。
音楽の授業は、コロナ対策で最も変化した教科の1つ
コロナの関係で学校が再開された後、
授業の組み立てが、大きく変化した教科があります。
それは、技能教科といわれるものです。
(技術・家庭科、保健体育、音楽、美術)
特に、保健体育、音楽は人との交流が
自然にうまれやすい教科でした。
状況によっては、保健体育は、
外で、適切な距離をとって、
スポーツ活動を行うことは可能です。
ですが、音楽は、
密室、声を出す
といった感染リスクの大きい活動が伴う授業でした。
これにより、音楽の授業は大きく変化する必要がありました。
音楽の授業の現状
そこで現状はどうかというと、
合唱以外の活動、
例えば、曲を聴いて、
その曲の歴史や伝統を学習する、
鑑賞の授業などが主なものとなっています。
また、
合唱の代わりに、
手で音を出して、
リズムをつくっていく、
などの活動も増えているようです。
合唱をするとしたら、
1番のみ、1曲のみ、といった短時間で行う、というのが現状です。
(口を開かず、ハミングで歌うなどもあります)
ニュースもありました。
↓
どういった形が望ましいか、を考えたのですが、、、
なかなかこれといった考えが出てきませんでした。
歌を通しての共感が楽しい。だからそれを大切にしたい
音楽を通じてのお互いの理解が、
深まっていってほしいなぁ、
というのが私の願いです。
合唱をにまつわるすごく好きな光景があります。
廊下で、
そのような光景が、これからも見れるといいなぁと思います。
その喜びが多くうまれるといいなと思っています。
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