ノーナレ 西郷孝彦氏運営、校則のない学校から②

こんにちは、デクです。
デクってこんな人です。

 

 

前回、西郷孝彦さんという、
校長先生を紹介しました。
ノーナレ 西郷孝彦氏運営、校則のない学校から①

 

 

その学校の様子が、
【ストーリーズ ノーナレ「校長は反逆児」】
という番組で、放送されていました。

 

 

今回は番組内の印象に残ったシーンから、
感じたことを書いていきます。

 

 

目次

カメラに興味を持った少年に校長先生がとった行動とは?

 

 

多数の生徒の様子が映し出される中、
1人の少年にスポットがあたります。

 

 

「取材を受けているんです。」
と純朴な笑顔を校長先生に向ける少年。
笑顔が印象的です。

 

 

彼は、元々、人見知りだったとのこと。
入学当時、顔を出すこと自体抵抗があり、
コートを頭にかぶり、顔を隠していたそうです。

 

 

そんな彼が、カメラに興味を持ちました。
今では一眼レフを肩にかけ、生活を送っています。

 

 

高級そうなカメラをなぜ、
持ち歩けているのか。

 

実は、カメラは、
校長先生のものだそうです。

 

 

カメラに興味を持った少年へ、
校長先生がした行動。

 

その行動の根本には、
「興味のあることに対して、とことん追求してほしい」
という想いが伝わってきます。

 

 

少年はどんどんそのカメラを使い、
撮影に打ち込みました。

 

 

少年は何を撮りたいのか?

 

 

少年がカメラで撮りたいのは何だと思いますか?

 

(人見知りだから、風景かなぁと思いきや、)

 

 

彼がカメラを通して撮りたかったのは、
人でした。

 

 

意外でした。
なぜなら、人を撮るには、相手の許可なしに
好き勝手に撮ることはできないからです。

人とのコミュニケーションが必須なのです。

 

 

 

苦戦が予想されました。
しかし、予想は覆されます。

 

 

彼はカメラを持ちながら、
どんどん生徒と交流していくのです。

 

 

人の様々な姿を撮りたい。
そんな想いをエネルギーに、
彼はいつの間にか人見知りでは
なくなっていました。

 

 

卒業式の壇上で起きた出来事

 

 

彼は、今年の春に卒業式を迎えました。

 

コロナの影響はあったものの、
無事に式は行われました。

 

 

壇上にて、彼は、
卒業証書を校長先生から受け取ります。

 

 

ここでも、普通ではありえないことが起きました。

彼は、そのまま壇上から、
同じく卒業証書を受け取る卒業生達を
カメラで撮りだしたのです。

 

 

カメラを向けられた、生徒たち。

 

もし、その子の個性を知らなかったり、
理解がない生徒であれば、
不審にも思われかねない状況でした。

 

 

卒業生達が、
どんな反応をしたかというと、

 

生徒達の多くは、
ポーズをとって、カメラにこたえてくれたのでした。

 

 

様々な取り組みを知ることで、向き合い方が変わる

 

 

一連の姿にグッときました。

 

それは、少年が中学校生活で得た、
好きなものとの出会いであったり、
少年を受け入れる同級生の優しさであったり、
この演出を促す学校の先生方の想いなど、
ギュッと詰まっている瞬間でした。

 

 

壇上から見た景色を、少年はきっと忘ることはないでしょう。

 

この瞬間が生まれたのも、
校長先生の想いの積み重ねだと思います。

きっと、
「みんな一人一人を受け入れる気持ちを大切にする姿勢」
を一貫したからこそだと思うのです。

 

番組を見て、学校のリアルな姿を
知ることができました。

 

自然体でいられる時間が
学校で確保できていることが、
すごいことだと思います。

 

学校独自の工夫により、
生徒の生活がより充実したものになることは
素晴らしいことだと思います。

 

そんな様々な工夫をまず知ることから、
子どもとの向き合い方が少しずつ変容していくと私は考えています。

 

学校の取り組みや
子どもとの向き合い方について
興味があれば、ぜひこちらも読んでみてください。

 

 

ノーナレ 西郷孝彦氏運営、校則のない学校から①

 

工藤勇一さんの本をデク的に読んでみた

 

「成功する子 失敗する子」から学ぶ子育て術①

 

「成功する子 失敗する子」から学ぶ子育て術②

 

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