ノーナレ 西郷孝彦氏運営、校則のない学校から①


こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。

 

 

先日、私は、
「校則をなくした中学校 たったひとつの校長ルール」
という本を読みました。

 

題名をみて、私は思いました。

 

「そんなわけ、ないない」と。

 

 

著者は 東京都世田谷区で校長を務められた西郷孝彦さん。
(2020年3月に定年退職されたそうです)

 

 

題名の通り、あらゆる校則を見直し、
「すべての子供たちが3年間を楽しく過ごせる」
学校を目指し、取り組みをされました。
(この本に関しての記事は別の記事にて投稿予定です)

 

 

そんな西郷さんが校長を務める学校の様子が、
【ストーリーズ ノーナレ「校長は反逆児」】
という番組で、放送されていました。

 

 

私は、本に書かれている文字の情報だけでなく、

実際の学校の雰囲気、
子どもたちの表情、

がどのようなものか、ぜひ見たいと思っていました。

 

 

番組を録画し、私は何度も見ました。
共感したことがいくつもありました。

そして、
西郷さんが学校教育で大切にしていることを

私なりにかみ砕いて書きたくなりました。

 

 

ということで、番組を見て感じたことを、
数回に分けて書きたいと思います。

 

 

今回は、全体の印象と校長先生の姿から
感じたことを書いていきます。

 

 

学校生活になじめず苦しい想いをしている生徒、
その保護者の方に、

このような公立中学校も
存在していることを
知っていただけたら幸いです。

 

 

目次

番組の構成と撮影場所

 

 

簡単に番組を紹介します。

番組はノーナレ(ナレーションがない)ため、
映像、生徒の声、校長先生の声で構成されています。

 

映像も生徒のプライバシーを考慮し、
授業の様子の映像は、ほぼありません。

 

 

メインの撮影場所は、
校長室とその前にある廊下でした。

 

個人的に、生徒のリアルな様子を知る、
もってこいの場所だと思います。

 

 

撮影している様子から

 

 

撮影のメイン場所である校長室は、
基本ずっと開放しているようでした。
そのため、生徒がひっきりなしにやってきます

 

 

スマホの充電をしに来ている感じなのですが、
それはあくまでも表向きな理由なようです。

 

 

本当の目的は、

校長先生とお話ししたり、
やってきた生徒同士で他愛もない話をする

 

 

そんな目的があって、
生徒たちがやってくるのです。

 

原則、生徒入室禁止!のような
私が考える校長室ではありませんでした。

 

 

自然体な生徒の表情

 

 

生徒の表情は、
ごくごく自然体で、とてもいいなと思いました。
特に、校長先生とのやりとりは、
とても微笑ましいものです。

 

きっと、
校長室が、生徒にとっての安心の場として
機能しているのだと感じました。

 

 

校長先生の想い

 

番組中に西郷さんのインタビューを受ける場面があります。
そこから感じたことは、

世の中のルール(法律)は守り
校則をなくす。
その中で、自分の楽しさ、喜び、生き方を探す場所にしたい、

という想いです。

 

 

思えば、学校は正解を求める場面がいくつもあります。

教科の授業では、正確な答え、
学校生活では、多数派を答えとしたり同調を答えとしたり、
最悪、先生の考えが答えにることもあるかもしれません。

 

本当にそれって正しいの?
今まで、あたりまえのように行ってきた形式を見つめなおす必要性を感じました。

 

この見つめなおす行動が、
周りと合わせるがゆえに、心が消耗してしまう生徒の助けになるかもしれません。

今後多様性を受け入れる姿勢が、重要になってくると、私は思います。

 

 

まとめ

 

学校独自の取り組みを知ると、
個人的にすごく刺激を受けます。

 

学校は多数の生徒がいる以上、
大きな変化を打ち出すのは難しいかもしれませんが、
校長先生の裁量により、
個人個人へのちょっとした配慮は可能です。

 

その配慮を大人側も気づけるように、
私自身、アンテナを立てておきたいと思っています。

 

校長先生の取り組みで学校生活が変わっていく様子は、
こちらの記事でも参考になると思います。
ぜひご覧ください。

 

工藤勇一さんの本をデク的に読んでみた

 

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