本音を言える、アサーティブコミュニケーションを使おう

こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。

 

 

人々の悩みの多くは
人間関係から生じると
聞きます。

 

 

私の場合、
人とうまくかかわりたいと思うがゆえに
自分の意見を言う事を我慢してしまうことが
よくあります。

 

 

言いたいことが言えない状態が続くと
メンタル的によくありませんよね。

 

 

今回の記事は、言いたいことが言える自分になる
後押しになればいいなと思っています。

 

 

目次

アサーティブコミュニケーション

 

 

言いたいことが言えるようになるために、
アサーティブコミュニケーションというものがあります。

 

 

これは、
自分の権利と相手の権利を
大切にして表現すること

をいいます。

 

 

権利、というのが1つのポイントです。

 

 

この権利はどういうものかというと、
アサーティブネスの12の権利があります。
以下に、紹介します。

 

 

1 私には、日常的な役割にとらわれることなく、ひとりの人間として、自分のための優先順位を決める権利がある。

 

2 私には、能力のある対等な人間として、敬意をもってあつかわれる権利がある。

 

3 私には、自分の感情を認め、それを表現する権利がある。

 

4 私には、自分の意見と価値観を表明する権利がある。

 

5 私には、自分のために「イエス」「ノー」を決めていう権利がある。

 

6 私には、まちがう権利がある。

 

7 私には、考えを変える権利がある。

 

8 私には、「よくわかりません」という権利がある。

 

9 私には、ほしいものやしたいことを求める権利がある。

 

10 私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてもよい権利がある。

 

11 私には、周りの人からの評価を気にせず、人と接する権利がある。

 

12 私には、アサーティブではない自分を選択する権利がある。

森田汐生氏 「心が軽くなる!気持ちのいい伝え方」より

 

 

私は、
これらの権利が自分にはある
ということを知るだけで、
気持ちが和らいだ経験があります。

 

 

もし、
言いたいことが言えなくてモヤモヤしている場合は、
これらの権利を確認したうえで、紙に
本当は何を言いたかったのだろう?
と率直に書いてみることをオススメします。

 

 

表現するメリット

 

ここからは、
アサーティブコミュニケーションを使うことで
得られるメリットについて書きます。

 

自分で自分を大切に出来た実感を得られる

 

 

言いたいことは自分にある本音です。
その本音を表現することは、
自分自身の気持ちを大事にする行動でもあります。

 

 

表現することをためらう気持ちもあるかもしれません。
しかし、先ほどの権利が自分にはあります。

 

 

言ってもいいんだという感覚は
自分のコミュニケーションの幅を広げてくれ、
人間関係がより充実していきます。

 

 

よりよいアイディアが生まれる

 

 

よくある人間関係は上下関係です。

 

例えば、上司と部下では、
仕事上の上下関係はあるかもしれないけれど、
お互い1人の人間として対等ですよね。

 

 

また、仕事上の目的を果たす上では、
協力者であり、対等な関係とも言えます。

 

 

上司の提案に対して、
自分の意見を率直に言うことで、
よりよいアイディアが生まれる可能性があります。

 

 

私の実感ですが、
周りの人は、
意外と自分の意見に耳を傾けてくれるんだなぁと感じていきます。
気持ちがラクになっていきますよ。

 

 

おすすめトレーニング

 

 

これらのことを知ったとはいえ、
具体的にどうしたりいいか、わからない、
ということもあるかもしれません。

 

 

簡単に言えたら、
ここまで悩むことはないと思います。

 

 

というのも、
自分の本音に気づいて、
どのように表現するか、
瞬時に行うのは、ハードルが高いです。

 

 

ですから、最初の段階では、
最近、自分の本音が言えなかったことを、
ふり返って書くのが有効です。
私なりに簡単に書く項目を書きますね。

 

 

(どのような状況か?)

 

(自分の感情は?)

 

(相手の感情は?)

 

(私は本当はどうしたいのだろうか?)

 

(実際に言う言葉を書こう)

 

これらの項目を、
自分の本音が言えなかったときに書いてみると
気持ちが和らいでいきます。

 

 

そして、これらの積み重ねをすることで、
実際のコミュニケーションの時に、
少しずつその場で言えるようになっていきます。

 

 

あくまでも簡易版ですし、
全部の項目をいきなり書く必要はないと思います。

 

ちょっとずつ、
じっくりと取り組んでいきましょう。

 

 

まとめ

 

 

これらのアサーティブコミュニケーションを実践していくと、
気持ちがラクになっていくので、とてもオススメです。

 

 

最後に1つ、
気をつけてほしいことがあります。

 

それは、
言いたいことを言わないのも権利だということです。

12の権利の最後の部分です。

 

 

あくまでも強制ではなくて、
自分には自由に選択できる
という感覚がなによりだと私は思っています。

 

 

アサーティブコミュニケーションは、
自分自身を軽やかにしていくものです。

 

ぜひ自分自身を大切にしていきましょう。

 

 

以前の記事で、
実際に表現してみての実感は
こちらの記事にも書いているので、
ぜひ見てみてくださいね。

 

抱え込むパターンに気づけた私の対処実践記

 

 

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