「イイ」から「エエ」に変えるだけで、自己肯定感は変わる
こんにちは。デクです。
自己肯定感ってなんやろう?
(高垣忠一郎、文 山田喜代春、版画)
という本を読みました。
自己肯定感について、
大切だなぁと思う表現があったので
ご紹介します。
(以下引用)
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「自己愛」の方で「イイ」ように思うのは、
「顔がきれい」やとか「声がいい」とか、
「勉強できる」とか「東大出てる」とか、
「白くて甘い」とか「あんこぎょうさんついてる」とか、
ある部分とりだして「イイなぁ」になりまんねん。
かたや、「ダメなあんたでもエエねんでぇ」は、
「借金」背負って一生懸命生きてはる姿に共感して、
その健気さに免じて赦したるちゅうことですわ。
一生懸命生きてる健気な主人公への、
そこはかとない共感ですわ。
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(引用はここまで)
この文章では、
「イイ」と「エエ」のとらえ方の違いについて、
述べられています。
私なりに、それぞれの言葉の印象を表すと、
イイ
⇒良い、悪いの善悪判断の
良いという意味
エエ
⇒善悪関係なく、
なんだかいいという意味
ということかな、と思っています。
わずかな差かもしれないけど、
印象は変わってくると思います。
イイって、悪いとの表裏一体。
イイ自分はよくて、ワルイ自分はだめなのか、
イイとかワルイとか関係なく
なんかエエ。
それだけでも、
自分を肯定していく感覚は
きっと変わってくるのではないでしょうか。
私は普段、
なんかエエ、という表現を使わないのですが、
そういう表現ができる言葉の文化って、
すごく素敵だなと思います。
自己肯定感についての理解への
第1歩に、
なかなかいい本だなぁと思いました。
今日のワンアクション
自分の中でエエという感覚を持ってみる。