苦手を伝えたら、内申点に影響するのか
こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。
以前、不登校の克服についての
記事を書きました。
不登校のブランクを取り戻した時の話
私は不登校の経験をしたときに、
とてつもなく苦手な先生がいました。
その先生が苦手すぎて、
次の年度には、
その先生の授業を避けました。
どう避けたかというと、
正直にその先生が苦手であることを伝えたからです。
でも見方によっては、
そんなにハッキリ言ってしまうと、
内申点に影響するんじゃないのか?
かえって相手のプライドを傷つけて、
逆効果になるのではないか?
と感じる方もいるかもしれません。
今日は、苦手を伝えたら、
内申点に影響するのか?
について書きます。
加えて、私の経験と、
先生側の気持ちを実体験をもとに、
書いていきます。
よろしくお願いします。
目次
結論
結論からいきます。
問. 内申点に影響するか?
答え. ほとんど影響しません。
理由をあげます。
それは、
嫌いという感情が
評価には入らない仕組みに
なっているからです。
評価の仕組み
評価の仕組みは、
文部科学省が出している、
学習指導要領といわれるものに設定されています。
評価は観点という基準で、
教科ごとに4つ、
または5つに分けています。
そこの1つに関心、意欲という観点があります。
好きか嫌いかの部分がもしも反映されるとしたら、ここです。
嫌い⇒授業の態度が悪く見える⇒評価が下がる
といった流れが予想されます。
とはいえ、この流れで評価が悪くなることはない、
と言っていいです。
もしそうなっていたら大問題です。
評価はあくまでも、
客観的な事実が最重要になるのです。
苦手といわれたとしても、
テストでの点数が高ければ、
客観的な事実があるので、
悪い評価にはできません。
つまり、テストの点数という
客観的な事実が優先される仕組みなのです。
(事実は出席や提出物の有無、挙手回数、発言した内容も含まれます。)
学校側としても説明責任があるため、
内申点に影響することはないと考えて大丈夫です。
私の体験記
①当時、私は直接は言いませんでした。
ここからは私の体験記を書きます。
当時を振り返ると、
正直に苦手だと言ったのは、
その本人の先生には言いませんでした。
というか、言えませんでした。
怖すぎたので、、、
伝えた相手は、
カウンセラーの先生と担任の先生でした。
ですから、
その先生が、
私がストレスを抱えるほど苦手だったことを
知っているかは、
わかりません。
②進路選択という視点でも、避けられると思っていました
私が通っていた高校では
2年生になると、文系と理系のコースに分かれます。
その先生は、バリバリの数学の先生です。
そもそも、私は理系のコースに入ったのが、
その先生との、かかわりの始まりです。
さらに、3年生になると、
理系の中でも、
理系科目に特化するコースと
そうでないコースに
分かれます。
当時の私の進路という面でも、
理系科目に特化しようと思わなかったので、
その先生とは、
直接かかわることはないだろうと思っていました。
ですから、率直に苦手だと、
言いやすかったのかもしれません。
これは後日談ですが、、、
結果的に、私は学校の先生になったのですが、
教えている教科はなんだと思いますか?
実は、数学なんですよね。
不思議ですよね。
(なぜ数学の先生になったのか?については今回は省略しますね)
ただし、先生も人間なので注意
視点をかえますね。
私が教える立場であれば、
苦手という態度は気になるものですよ。
苦手をあからさま出してこられれば、なおさらです。
人間同士ですから、相性はあります。
私は、毎年100人以上に10年以上教えた経験がありますので、
教える側の合う合わないの経験もあります。
私は
「わからない所は私でもいいし、
聞きやすい先生でもいいし、
得意な子に聞いてもいいからね。」
とだけ伝えて、
自分だけで対応しないようにしています。
苦手の伝え方も考えようですね。
まとめ
今回は苦手を伝えたときの
内申点にまつわる内容を
視点を変えながら書いてみました。
実はこの内容は、
ブログを読んでくださった方から、
内申点の疑問について聞きたい
ということで作成した内容でした。
学校の実情をより知ってもらうことで、
学校にまつわる疑問などが、
やわらぐといいなと思っています。
今回のように気になる内容等あれば、
ご気軽にコメントやメッセージをいただけたら幸いです。