休職1回目、直前の異変

こんにちは、デクです。
デクってこんな人です。

 

 

以前、『休職に感じた孤独感』
という記事を書きました。

休職時代に感じた孤独感

 

 

今日はもうちょっと詳しく、
1回目の休職に至るまでの経緯を書いてみます。
ひょっとしたら、
似たような経験をした人がいるかもしれない。

 

 

そんな想いを持ちながら、
今日は書いていきます。

よろしくお願いします。

 

 

 

目次

多忙を極めた時代

 

 

私は教員1年目から、野球部の顧問になりました。
その野球部は強豪と言われるほど歴史がある部でした。
強豪ということで、勝ちが求められます。
(ここは前回も似たようなことを書いたので省略します)

 

 

土日は練習や試合、大会など、
朝6時から午後5時くらいまで活動をします。
その後帰宅して、次の日の授業の準備をする、
という流れでした。

 

 

今でいう
ブラック部活動でした。

 

 

それに加え、年数がたつと、校内の役職も変わりました。
当時、燃え尽きたときの役割は

 

 

3年生担任
野球部顧問
生徒会担当
教科主任など

 

 

様々な役割を担いました。
今考えると、
我ながらよくやってたなぁと思っています。

 

 

燃え尽き直前の症状

 

 

休職の直前に起きた症状がありました。
それは、学校行事の運動会の中で起きました。

 

 

当時、私は生徒会担当ということもあり、
運営の主体の1人となって動いていました。

 

私は、その運動会の運営を、
体育の先生と共に進めました。

 

 

しかし、目の前の仕事に追われ、
なかなか運営がうまくいきません。

 

他の方々との連携も
なかなかうまくいきませんでした。
うまくいかないことがさらに空回りをうみました。

 

 

そんな取り組みで、
私は完全に疲れ切っていました。

 

 

その後、
なんとか運動会自体は
のりきっていい行事になりました。

 

 

苦しかったけど、無事終わった、という、
かすかな達成感がありました。

 

 

しかし問題はここからです。
その後の反省会(飲み会)に
私の感覚に異常が起きました。

 

 

反省会の中で聞こえてくる様々な声が、
自分に対する批判にしか聞こえないのです。

 

 

ここはこうした方がいい、
〇〇の動きは、来年は書いていこう。

 

 

などの改善意見もすべて、
批判にしか聞こえません。
飲み会が進むにつれて、
どんどん自分の気持ちが落ちていきました。

 

 

「もう聞きたくない、もうやめてくれ。」
そんな声を心の中で叫んでいました。

 

 

反省会は大盛り上がりでしたが、
私の心は完全に折れてしまいました。

 

 

運動会を終えたその後も、
私はその気持ちをずっと引きずってしまいました。
なんとか我慢しながら勤務を続けるのが精一杯でした。

 

 

しかし、周りの様々な言葉が
批判にしか聞こえなくなる状況は
良くなっていきませんでした。

 

 

すると、徐々に体に異変がでます。

 

 

難聴、
めまい、
目の痛み、
吐き気、
私の身体は通勤への一歩を拒みます。

 

 

そのような状態が続き、
少しずつ仕事場に行く足が
重くなっていきました。

 

 

私はとうとう勤務地に
行けなくなってしまいました。

 

 

もしも過去の自分に何かしてあげられるのなら

 

 

当時はいっぱいいっぱいでした。
今の自分が、当時の自分に
何かをしてあげられるなら何をするか?

 

 

そう考えてみました。

 

 

私はきっと、
たまっている話をじっくりと聞く。
ということをします。

 

 

当時は
ただただ、話を聞いてほしかった。
そんな想いでした。

 

 

言葉はかけてくれるが、
話を聞いてくれてるって実感があまりなかったんです。

 

 

何か言ったら、言葉を返してくれる。
ただその言葉に傷ついてしまう。
だったらもう話さなくていいや。

 

 

そんな悪循環でした。

 

 

ただただ、話を聞いてあげる。
シンプルですけど、
意外と難しいことだと感じています。

教員の世界だと、
ついついアドバイスしたくなるんですよね笑

 

 

まとめ

 

 

今日は1回目の休職に至る状況を書きました。

 

私は、もっと早く当時の状況を理解できていたら、
休職をくり返す状況までいかなかった、と思っています。

 

 

適切なフォローや対応で状況は、
少しずつ変わっていきます。

 

もしも今同じように苦しんでいる人がいたら、
気軽にコメントに書き込んでいただきたいです。

 

メッセージもぜひお願いします。
こちらまで
a.place.in.the.sun.deku@gmail.com
(問い合わせフォームでも同様に届きます)

 

 

送ってくださったメッセージには
私なりの返信を必ずします。
なにかお役にたてることがあるかもしれません。

 

 

このブログの通じて、
少しでも学校にまつわる精神的な負担が減っていくことを
私は願っています。

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