去り際に想いを込めて

こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。

 

 

『相談の森』

という本を読んでいました。

 

 

 

面と向かっては聞きにくい
人生の相談事を
回答していく本ですが、

 

おもしろく
読ませていただきました。

 

 

 

親子にまつわる相談事は、
個人的に、心にグッときました。

 

 

 

中でも、

本に出てくる言葉が
私の記憶に大きく結びついた

ところがありました。

 

 

 

文脈は異なるのですが、

 

 

改めて
言葉にある背景を考えると、
とても味わい深く感じます。

 

 

 

今回の記事では、
私の思い出を交えながら、

 

 

本で述べられた
去り際の言葉について
書きたいと思います。

 

 

 

目次

「またね」という言葉で想起

 

 

 

はじめに、
本と私の記憶を結び付けた
キーワードを紹介します。

 

 

 

その言葉は

「またね」

という言葉です。

 

 

 

この言葉、

発する側、
受け取る側、

それぞれ感じるものが
あると思いますが、

 

 

あなたは「またね」という言葉に
何を思い浮かべますか?

 

 

 

私は大学卒業の時に、

 

 

この「またね」という言葉に
自分なりに想いを込めたこと
がありました。

 

 

 

学生時代1番充実した日々

 

 

 

大学生活は
私の学生生活の中で、
1番充実した時期でした。

 

 

 

地元から離れて心機一転!

という
気持ちの影響も
あったかもしれません。

 

 

 

それまで感じていた
窮屈さとは違い、

 

 

自分でいろんなことを
選択できたのが大きかったです。
(送り出してくれた親に本当に感謝です)

 

 

 

ボランティア、アルバイト、
これまでの授業とはちがう講義。

 

 

 

失敗もしましたし、
苦しい時もありました。

 

 

 

それでも、
仲間や周囲の人に恵まれました。
本当に楽しかったです。

 

 

 

卒業後は、
幸い、講師として
勤務校も決まっており、
地元に戻ると決めていました。

 

 

 

ですが、
いざ卒業式となると、
とても名残惜しくなったのを
覚えています。

 

 

 

「さようなら」より「またね」を選択

 

 

 

大学4年間過ごした街を
離れること

 

 

そして、
共に過ごした仲間と離れること

 

 

寂しく感じました。

 

 

 

同郷出身はおらず、
地元に帰ると、

 

 

物理的にも、
仲間との再会は
難しいと思っていました。

 

 

 

なので、
卒業式当日、私は
大学の仲間に、

 

 

「さようなら」を言うほど、
スパっと割り切れていませんでした。

 

 

 

去り際の言葉を
どうしようか……

 

 

 

そこで浮かんだのが、
「またね」
でした。

 

 

 

 

卒業後は、
もう会うことは、
ないかもしれない

 

でも、
また再会することも、
あるかもしれない

 

 

 

であれば、
再会の希望を胸に、
「またね」
と言っておきたかった。

 

 

 

そんな想いでした。

 

 

 

去り際に「またね」と感謝を伝える

 

 

 

私は、
式中もその前後も

 

共に過ごした仲間に
出来る限り、

 

「またね」を添えて、
感謝の言葉を伝えていました。

 

 

 

相手も、同じように、
「またね」と返してくれました。

 

 

 

 

あたたかな記憶が残る現在

 

 

 

 

卒業して
干支も一回りしていますが、
実際に再開したのは、
少人数で1回くらいです。

 

 

 

 

多くの人とは、
その卒業式以降、
会っていません。

 

 

 

 

でも、
寂しいとか、
悲しいはなく、

良い思い出として、
あたたかく残ってくれています。

 

 

「またね」と言えてよかったな

 

 

と改めて、
本を読んでいたら、
思い出せたのでした。

 

 

 

まとめ~言葉に想いをのせる奥深さ~

 

 

本を読んでいたら、
懐かしい思い出に
浸ることができました。

 

 

 

これも読書の
趣深いところかなと思います。

 

 

 

ちなみに、
当時、使わなかった
「さようなら」も

 

 

「さようならば(そうであるならば)、
この先もお互いがんばっていこう」

 

というような、
意味もあるようですね。

 

 

 

その時、その時で、
表現を変えつつ、
想いと共に言葉に表すこと。

 

 

 

これは私にとって
奥深いものですし、

 

出来る限り、
こだわってみたいなと
思わせてくれます。

 

 

 

これからも、
表現し続けていきますね。

 

 

 

 

参考図書

 

『相談の森』

 

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それでは、
またね、です。

 

 

 

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