わからないをどう活かす?
こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。
先日の記事で、
わからないは
わかりたいの気持ちの表れで
その気持ちを成就したい
という主旨の記事を書きました。
↓↓
書いた後、
改めて考えました。
もし、やみくもに、
わからないと
言ってしまっていたら、
効果的な学習の支援は
得られにくいなぁと。
ですから、
子どもの学習において、
わからないの活かし方について
まとめたいと思いました。
私が真っ先に
思い浮かんだのは、
わからないを
うまく活用していたAさん
のことでした。
学校で指導した際、
メキメキと成績を伸ばし、
当初、
合格が難しいと思われた
志望校にも合格した子です。
今回はそのAさんの取り組みを
シェアしていきます。
子どもの学習のサポートについて、
この記事が参考になれば幸いです。
目次
わからないの活かし方 結論
結論から、
お伝えすると、
学校の成績を伸ばす、
わからないの活かし方は
わからなくなったその経過を
まるごと、見てもらうことです。
質問者が、
わからない部分をわかっている
その上で質問する
そんなイメージです。
具体的にお伝えしますね。
わからないと向き合うAさん
紹介するAさんは、
高校受験への学習の時、
よく私に問題の解き方を
質問してくれました。
私はよく、
わからないところがあったら
気軽に質問してほしい、と、
授業中、常々言っていたので、
他の先生に比べると、
質問を受ける機会が
多かったと思います。
その中でも、Aさんは、
質問をするにしても、
わからない問題に対して、
自分なりに解いてみて、
その上で、質問をくれました。
例えば、
数学の証明問題であれば、
わからないなりに
自分の答えを書いた上で、
聞いてくれました。
私(質問に答える立場)としては、
どこで、つまづいているのかを
把握しやすく、
その子にあった
アドバイスがとてもしやすかった
ことをよく覚えています。
経過をみてもらうメリット
わからなくなった
経過もみてもらう
この方法のメリットとして、
考えられるのは、
アドバイスに対する吸収力が
高まることです。
一度わからないことに
じっくり向き合っているので、
理解すると、
記憶にも定着しやすくなります。
その結果、
同じような問題にも
応用が利くようになっていくのです。
Aさんはくり返し、
質問はしてくれましたが、
似た問題への質問ではなく、
様々な分野の問題に質問をしました。
そうした取り組みを経て、
Aさんは成績を
伸ばしていったのです。
わからないに一度向き合う重要性
このAさんの姿を見て、
改めて、
わからないことに
向き合う大切さを学びました。
わかりたいけど、
わからないことは、
モヤモヤするし、
不快に思う事も
あるかもしれません。
その不快と向き合うのが
おっくうに感じる生徒もいる
と思います。
ですが、
一度その不快のまま、
考えを進めてみることも
重要なことだと思います。
その上で、質問をし、
理解をすれば、きっと
より深く理解できるようになるでしょう。
身体を動かして、
筋肉をつけるように、
ある意味、
脳も考えることで
鍛えられる
ということを
物語っているのかもしれませんね。
まとめ~どこがわからないのか理解するために~
以上のように
学校の成績が伸びる子の
わからないの扱い方について
まとめてみました。
どこがわからないのかを把握する
このことは
大人になっても
大切になること
だと思います。
もしもお子さんが勉強中、
わからなくなって
行き詰まっていたら、
どこがわからないのか
確認することが
最初の1歩だと思います。
一緒に考えて
解決するのもいいし、
次の日、
学校の先生に
聞いてみるのもいいですよ。
基本的に先生方は
学習の質問に
快く聞いてくれると思います。
私は
学校と家庭の風通しを
できるだけ、
良くしていきたいと思っています。
家庭と学校にまつわる記事も
ぜひご覧ください。
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よろしくお願いします。