気持ちの成就もサポートする
こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。
ひょんなことから、
今、高校受験を控えた子に
勉強を教えています。
自分の経験も活きるし、
私自身も学びになります。
最近、改めて感じたのは、
本人の学びたい意志って
ホント大事だな、
ということです。
体験と気づきを
シェアさせていただきます。
目次
子どもと親の事情
今教えている子は、
どちらかというと、
勉強が苦手なタイプです。
理解力はしっかりしている
印象だけど、
勉強の習慣化が
難しいようでした。
親の方の話によると、
「勉強がわからない」
とイライラして
家の中では大変だ
ということです。
受験が近づくにつれて
なかなか思うように
力がつかないと
焦りも感じますよね。
そんな流れで
今は2か月ほど
教えています。
本人の学びたいことは何か?
私は数学を
教えています。
教科の性質かも
しれませんが、
『はたして、
この子に解けるかな?』
という難しい問題でも
丁寧に解き方を
指導していくと、
できるように
なっていくんだなぁ
と感じます。
というのも、
ここ最近は、はじめに
「何か学習したい所ある?」
と聞いてから
スタートすることも
関係していると思うのです。
聞くと、本人が
「平方根(3年生の学習内容・ルート√)」
と答えます。
一瞬私の頭の中で、
『ちょっと難しいのでは?』
と考えがよぎります。
『それより
中1の簡単な所からの
方がいいかも』
と続きます。
これは私の癖ですね 苦笑
本人の想いとは別に、
経験によって、
判断しようとしています。
もちろん
この判断と実行が
必要な時もありますが、
この使い分けが
難しいですね。
最終的には…
私はそんな判断を
抑えつつ、
本人の意向に沿って、
学習を進めてみました。
かれこれ、半月ほど、
取り組んでみると、
最初は困難だった部分も、
解けるようになり
最終的には、
答案に〇がぎっしりと
つきました。
「おぉ、すごい!」
と、思わず声が出ると、
本人もとても満足そうでした。
その日の学習が
終わった時、
「ありがとうございました」
とお礼を
言ってくれました。
そしてそのまま
立ち上がって、
軽くステップを踏んでいました。
『解けるようになって、
うれしいんだなぁ』
と、
その子の姿から
私は何とも言えない
充実感を感じたのでした。
「わからない」は、『わかりたい』が隠れている
改めて考えると、
本人の「わからない」
という嘆きは
『わかりたい』の裏返し
かなと思います。
わかりたい
でもわからない
だからイライラする
そう考えると、
『わかりたい』
という本人の気持ちを
サポートしたい
と改めて思いました。
その意志のもとに、
少しずつ、
取り組んでいけば、
結びつくものがある、
その経験は、
受験にかかわらず、
その後の人生にも
大きな意味があると思います。
受験のサポート、
という側面もありますが、
『わかりたい』
という気持ちの成就も
大切してあげたい、
と私は思います。
きっとこの想いは
子どもの頃の私の経験が
からきている
かもしれませんね。
詳しくは
こちらの記事に書きました。
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