3学期は学校生活の質の差ができやすい?

 

こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。

 

 

年末年始も一区切り。

 

 

学校では、早い所で、
新学期が始まる学校も
あると思います。

 

 

今まで、
たくさんの生徒と
かかわってきて、

 

ここから、3月までの期間は、

先生や生徒の意識の差が、
学校生活に表れやすい時期

だと思います。

 

 

私自身、
失敗した経験もあれば、

意外とうまくいった経験があった
と思い出しました。

 

 

経験をお伝えすることで、
子どもとかかわる方々の
参考になれば幸いです。

 

 

目次

中学校の3学期の事情

 

 

私は、中学校で
先生をしていました。

 

 

まずは、
3学期の学校の事情をお伝えします。

 

 

行事はほぼない

 

 

まず、
3学期の大きな行事は

卒業式のみ
と言えます。

 

 

なぜなら、
3年生は受験が
あるからです。

 

 

密を避け、生徒が無事に
受験することに注力を向けます。

 

 

先生方は方向性を示す

 

 

学校全体としては、
以下の方向性を示すのが
多いのでは
ないでしょうか。

 

 

主に、
次の年度に向けたものです。

 

3年生

進路実現をし、
高校生になるイメージ

 

2年生

次は自分たちが、
学校全体をリードするイメージ

 

1年生

先輩となり、
新入生をリードするイメージ

 

といったものです。

 

 

未来を見据え、3学期を充実していこう
という感じです。

 

 

ここが腕の見せ所

 

 

以上のようなイメージを受け、
3学期が進みます。

 

 

生活リズムが安定する一方、
生徒によっては、
物足りなく感じる子もいます。

 

 

特に1.2年生はそう感じるかな、
という印象です。

 

 

ですから、
コミュニケーションをとりながら、

いかに3学期を充実させていくか、

先生の腕の見せ所かなと、

今になって、私は感じています。

 

 

先を見すぎて失敗した経験

 

 

参考までに、私が失敗したことを
紹介しますね。

 

 

それは、
来年度を見据えすぎて、

子どもたちに
多くの注意をしていたことです。

 

 

「先輩になるんだから、これではいけない。」

といった言葉が、多くなっていました。

 

 

目の前には、
子どものいいところもあるのに、

注意の言葉が、先に出てしまう。

 

 

これでは、
生徒は面白くありません。

 

 

1年の締めくくりとなる、
3月の学級の雰囲気は、

あまりいいとは言えない手応えで

終わってしまったこともありました。

 

 

お互いを認め合い、学級を終わらせる

 

 

そんな経験をふまえて、
締めくくりに注意した
3学期もありました。

 

 

単純に言うと、
遊ぶ機会を増やして、

楽しんだり、
お互いを認め合うことを
増やしました。

 

 

学級の人間関係が出来てきた3学期です。

 

 

そこを信頼しました。

 

 

企画係をつくって、学級レクの提案をします。

私ができるのは、時間割の調整くらいでした。

 

 

体育館をつかって、学級全員で
鬼ごっこもしました。

 

 

私も鬼になって、遊びました。

 

生徒には、
「大人げない!」

とツッコミをもらったのも、
今では、いい思い出です笑

 

 

最後には、
学級のお別れ会にも
力をいれました。

 

 

文章を書いて、円座になり、

 

感謝の言葉と

学級が変わっても、
来年度頑張ろうと

お互い言葉をかけます。

 

 

照れつつも、
はにかむ生徒の顔を見て、

3学期の締めくくりとして、
よかったかなと感じました。

 

 

充実度の差が大きい

 

 

以上のように、書いてみましたが、

大切なことは、

3学期の中で、
子どもがどれだけ充実度

を感じるか、

だと思います。

 

 

もちろんそれが、
来年度につながるものであれば、
いいな、と思います。

 

 

しかし、
来年度につながるからといって、

グイグイと引っ張ることが

合う子もいれば、
そうでない子もいる。

 

 

教育や指導には、

全体性と個別・具体的な要素が

必要だと感じています。

 

 

同時に、充実度は、

学校ですべて背負うことはない、

ということも感じます。

 

 

学校や家庭、
様々なことをふまえて

子どもの充実した生活に
つながればいいなと強く思います。

 

 

教育に明確な答えが
あるわけではありません。

 

 

私自身、
どのような教育が
子どもたちにとって望ましいのか、

 

 

これからも
追求していきたいと思っています。

 

 

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