親が子どもに見せる姿12か条~TRICKより~
こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。
以前、
世界一の教育法『TRICK』を読んで感じたことpart1
という記事を書きました。
TRICKとは、
T TRUST(信頼)
R Respect(尊重)
I Independence(自立)
C Collaboration(協力)
K Kindness(優しさ)
の頭文字をとって提案された教育法です。
TRICK スティーブ・ジョブズを教えYouTube CEOを育てたシリコンバレーのゴッドマザーによる世界一の教育法 (文春e-book)
ちょっと厚めですが、
とても有意義な内容が多い本です。
最近読み返してみました。
本書は、学校だけでなく、
親子の教育についても
多くのページを割いています。
その中に、
『子どもに正しい姿を見せるための12か条』
と、
『親が行動を変えるために必要な3つの原則』
が書かれていました。
詳しくは本書を読むことが
いいとは思うのですが、
今回は手軽に振り返ってみる機会
になればと思い、紹介したいと思います。
あくまでも
親子は共に成長していくもの、
という前提があるので、
良い悪いといった親子の評価に
結びつけるものではありません。
ぜひ気軽に見てみてくださいね。
目次
子どもに正しい姿を見せるための12か条
早速、紹介します。
①あなたは時間に正確だろうか
➁着るものや身支度を意識しているだろうか
③あなたは周囲の人たちにどう接しているだろう
④何か使ったあとにいつも自分で片付けているか、それともやりっぱなしにしているか
⑤あなたはテクノロジーと健全に付き合っているだろうか
⑥食生活は健全だろうか
⑦親戚とどう付き合っているだろう 家族をどのくらい優先しているだろう
⑧際どい話題をあえて話し合っているだろうか
(※世の中の問題など、子どもと意見交わす機会があるか)
⑨子どもに嘘をついていないだろうか
⑩子どもに怒鳴っていないだろうか
⑪あなたは挫折や逆境にどう向き合っているだろう
⑫自分の間違いを認めて、失敗から学ぶ勇気があるだろうか
はい、いいえ
で答えられる項目もあれば、
どのようにかかわっているか、
を答える項目もありますね。
親子に限らず、
教育を行う関係の中で、教える側が
どのように接しているかを振り返る、
良い機会になると感じています。
親が行動を変えるのに必要な3つの原則
本書では、この12か条の後に、
改善に取り組む際のポイントも
以下のように述べられていました。
①問題に気づき、変えようとする意志を持つ
➁目標を設定し共有する
③解決に向けて柔軟に取り組む
親子でのかかわり方を見直して、
変えてみよう、と思ったときに、
このステップをチェックするのがいいと思います。
完ぺきにこなす親はかえって不自然かも
冒頭でも、書きましたが、
これらのチェック項目や原則に照らし合わせて、
できなかった自分を責める必要はありません。
むしろ親がこれらを完ぺきにこなされていた時、
その子どもは何を感じるでしょうか?
子どもは自分も完ぺきであろうとするかもしれないし、
できない自分を責めたり、隠したりするかもしれません。
完ぺきがいい、というわけではありませんよね。
大切なのは、現状を真摯に認めていく姿だったり、
少しでも良くしようと取り組んでいく姿だと思います。
子どもの立場からみても、
失敗してもいい、
トライしながら進んでいくのも楽しい、
という気持ちを育むきっかけになります。
子育てに迷ったときは、
TRICKに立ち返ってみることも
有効だと改めて思いました。
親子に関する記事は他にもありますので、
よかったらぜひこちらもご覧ください。