DAZNから学んだ子どものキャリア教育

 

こんにちは、デクです。
デクってこんな人です。

 

 

 

 

スポーツのライブ配信を手掛ける
DAZNの中で、
「内田篤人のFOOTBALL TIME #55」
という番組を見ていました。

 

 

 

 

 

番組では、
サッカー元日本代表の内田篤人さんと
ゲストで同じく元日本代表の岩政大樹さんが
話をされていました。

 

 

 

 

 

その中で、学校の教育について、
語る場面があり、非常に参考になりました。

 

 

 

 

 

今回はそれを紹介しながら、
記事を書いていきます。

 

 

 

 

 

バーンアウトはどこからきているのか?

 

 

 

 

 

番組の中で、
アスリートのバーンアウト(燃え尽き)や
セカンドキャリアについて語る
シーンがありました。

 

 

 

 

 

海外のアスリートの中には、
引退してから燃え尽き、
飲酒、薬物依存に陥るケースもあるそうで、
問題になっている、
という切り口から、話が始まります。

 

 

 

 

 

番組では、
なぜそのようなバーンアウトが生じてしまうのか、
内田さんと岩政さんが語っていました。

 

 

 

 

 

岩政さんは、
現役時代、セカンドキャリアについて、
どう考え、何をしていたのかを
具体的に語られていました。

 

 

 

 

それだけでも、とても面白かったのですが、
特に、学校や子どもの教育について、
語っているところが、印象的でした。

 

 

 

 

 

話を聞きながら、
できるだけそのまま、
文字に起こしてみたので紹介します。

 

 

 

 

 

子ども時から夢の話をするとき、
職業の話をすることがある。
それが問題なのではないか、ということ。

 

 

夢ってなんですか?と聞くと、
サッカー選手と回答する。

 

 

つまり、何かになること(職業に就くこと)を
目標であることを刷り込ませているのではないか。

 

 

でも本来は、夢はどういう人生、
どういう生き方をしたいか、ということであって、

 

 

それはだぶん、子どものときは、わからなくても、
少しずつ、

例えば、仕事に対して誠実に向き合うとか、
毎日いろんなことをがんばるとか、

 

 

そういった姿勢が残っていけば、
サッカー選手であろうが、
指導者であろうが同じ。

 

 

 

そこが抜け落ちた状態で、
職業の話をしていくから、
なった途端に達成して、
終わったあとにバーンアウトになる。

 

 

 

職業でいったら、何回も転職することもあるのに、
ましてや5年後にどうなっているかなんて、
わからないですよね。

 

職業で語ってしまうのは、どうなんだろうかって思う。

 

だから、どんな事が好き?
どんな事が喜びになる?

 

と、子どもに問いかける機会を
増やしてみてはどうかと思う。

内田篤人のFOOTBALL TIME #55 より

 

 

 

 

学校は、夢の選択=職業選択の傾向がある

 

 

 

 

こういうお話は、
とても参考になります。

 

 

 

 

学校の先生の立場だと、
将来の夢や目標を聞くときに、
職業とセットに聞くケースは、
大いにあると思います。

 

 

 

 

 

その方が具体的ですし、
先生も生徒もイメージを一致させやすく、
周りの理解もしやすいです。

 

 

 

 

ですが、だからこそ、
気をつける必要があると思います。

 

 

 

 

というのも、
職業を夢と一致させることで安心し、
その後の自分の姿を
考えることを
やめてしまう可能性があるからです。

 

 

 

 

学校では、
職業や進路先を選択をしてから、
どんな姿になっていくのかを、
深く考える機会は、
あまりないかもしれません。

 

 

 

 

 

それに対し、岩政さんのお話は、
生き方に対する姿勢に関わることなので
難易度は、高いかもしれません。

 

 

 

 

ですが、子どもの頃から、
少しずつ考える価値は十分にあると思います。

 

 

 

 

すぐに答えはでなくても、
1日1日の生活の中で、
自分が好きなことは何か、
大切にしたいものは何か、
を見つけられたらいいですよね。

 

 

 

 

私の中では、予想外のところから、
子どもの教育について考える機会となりました。
ありがたいです。

 

 

 

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