世界一の教育法『TRICK』を読んで感じたことpart1

 

こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。

 

 

 

最近、エスター・ウォジスキー著の

『TRICK  スティーブ・ジョブズを教えYouTube CEOを育てたシリコンバレーのゴッドマザーによる世界一の教育法』

という本を読んでいます。

 

 

 

 

タイトルにある、『TRICK』はそれぞれ、

 

T TRUST(信頼)
R Respect(尊重)
I Independence(自立)
C Collaboration(協力)
K Kindness(優しさ)

 

の頭文字をとったものです。

 

 

 

どれも教育や子育てにおいて、
重要な要素だといえます。

 

 

 

読んでいて、

この本の中心となるメッセージは、
信頼(T)と尊重(R)を土台に、
子どもに自立(I)と協力(C)と優しさ(K)
を育ませていこう。

というものだと感じています。

 

 

 

 

著者自身、アメリカの学校現場で
活躍していることもあり、
私は説得力を感じています。

 

 

 

そして、
自分の考えの深まりを感じました。

 

 

 

 

今回はその中でも
信頼(T)について考えたことを書いていきます。

 

 

 

 

 

先にお伝えすると、
私がここで書きたいのは、
信頼の背景に、
「その子自身には、その子の良さが必ずある」
という想いがある、ということです。

 

 

 

 

 

本では、主に親子関係における、
信頼が中心となっていますが、
それを、学校の先生という視点で、
私なりに信頼について書いていきます。

 

 

 

 

目次

この本における信頼とは

 

 

 

 

まずは、この本における、
信頼とは何を示しているのかを紹介します。

 

 

 

 

本の中での信頼とは、
子どもの可能性を信じて、
子どもに任せてみる姿勢
と、私は捉えました。

 

 

 

 

失敗から学ぶ力が子どもにはあると、
強く語っているのが印象的です。

 

 

 

これが1つの土台となります。

 

 

 

 

学校教育という視点からも、信頼は大切

 

 

 

 

子どもの可能性を信じることは、
学校教育から見ても、
とても大切だと思います。

 

 

 

また、家族とは違う、
学校というコミュニティの中で、
信頼を示せば、
子どもにとって、
成長への追い風になります。

 

 

 

 

思春期で、さらに、
3年間という限定的なものであるからこそ、
先生として、
子どもの可能性を伝えることが
できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

何を、どう伝えられるか

 

 

 

 

では、先生として、
何を、どう伝えられるかを考えてみました。

 

 

 

中学生と先生という関係から、
ここでは、3つ挙げます。

 

 

 

 

①その子自身の良さ

 

 

 

 

1つ目は、
その子自身の良さをゼロから見つけられる、
ということです。

 

 

 

先生と子どもと出会うのは、
主に12歳からであり、
そこで初めましての状態です。

 

 

 

 

そこからのスタートなので、
ある意味、
先入観なしに子どもを見ることができます。

 

 

 

いわば、第3者の視点です。

 

 

 

その上で、発見できる、その子の良さは、
親子間では、気づきにくい、
あたりまえのことかもしれません。

 

 

 

それを価値づけしてあげれるのは、
教師の役割でもあると思います。

 

 

 

 

➁親の視点の考え

 

 

 

 

2つ目は、
子どもに、親の視点の考えを伝えられる、
ということです。

 

 

 

 

思春期の子どもは自然と
親との距離をとっていきます。

 

 

 

それゆえに、
子どもは、親が何を考えているか、については、
なかなか理解することが難しいと思います。
(逆も言えますね。)

 

 

 

 

そんな時に、教師ができるのは、
親の考えを紹介することだと思います。

 

 

 

 

親の考えを紹介することで、
子どもの自立を促すことができる、
と私は思っています。

 

 

 

これも、信頼を示す1つだと思っています。

 

 

 

③親子としてのいい所

 

 

 

 

3つ目は、
親子としてのいいところを
伝えられることです。

 

 

 

教師は、
子どもの数だけ、
親とかかわる機会があるといえます。

 

 

 

 

ですから、親子としてのかかわりで、
素敵な関係だなと思うところ、
良いところを見つけることができます。

 

 

 

 

それぞれの親子に、
いいところがあります。

 

 

 

 

子どもがいい、親がいい、というより、
親子の関係性の中での、いいところを
教師は伝えられると思いました。

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

以上のように、
親子関係による信頼の示し方を応用すれば、
教師だからこそ、
できることもあると思いました。

 

 

 

 

もちろん、このような信頼を示す背景には、
その子自身には、その子の良さが必ずある、
という想いがあります。

 

 

 

 

私は、相手が子どもであれ、親であれ、
その人の良さは必ずあって、
その人の良さを引き出す機会を
つくりたいと思っています。

 

 

 

 

自分の想いを確認させてもらっている、
このTRICKという本に感謝です。
引き続き読んでいきます。

 

 

 

 

今後、TRICK関連の記事も出すと思いますので、
ぜひまた読んでみてください。

 

 

 

 

今回の記事と関連している過去記事もあります。
興味のある方はぜひこちらもご覧ください。

 

親子の間に第三者が入る良さ ~三者面談の経験から~

 

 

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