恥は悪用厳禁!自己受容につなげるヒント

 

こんにちは。デクです。
デクってこんな人です。

 

 

 

 

先日、知り合いの方と会話をしていて、
ほめていただいたことがありました。

 

 

 

 

突然のことで驚いたのですが、
とても嬉しかったです。
しかし、その後に若干の恥ずかしさを感じました。

 

 

 

 

その時、私は「あれっ?」と思いました。
なぜなら、これまで感じた恥ずかしさと
少し違う感覚があったからです。

 

 

 

 

この感覚は何だろうか?
と疑問に思いました。

 

 

 

 

「これは恥ずかしさなのかな?」
「あれっ、そういえば恥ずかしいってどんな気持ちだったかな?」

 

 

 

と疑問がわきました。

 

 

 

 

そこで一度、恥について、
捉えなおしたいと思いました。

 

 

 

 

結論から言うと、
捉えなおした結果、

恥は、扱い方によっては、
自己受容にも自己否定にもなってしまい、
扱い方には特に注意が必要なものである、
と思いました。

 

 

 

 

 

この記事では、
そう思った経緯と、
恥に関する役立つ知識を
お伝えできたらと思います。

 

 

 

 

 

目次

恥について

 

 

 

まずはじめに、
恥について、まとめてみました。

 

 

恥は、感情の1つ

 

 

 

恥を詳しく表すと、
みっともない、隠しておきたい、
といった感情の1つと表すことができます。

 

 

 

 

恥ずかしいというのは、
感情になりますね。

 

 

 

 

 

感情には役割がある

 

 

 

 

 

そもそも、感情には、
自分自身に対して何かを知らせてくれる
役割があります。

 

 

 

例えば、

恐怖であれば、
自分の身に何か危険なことがある、

と知らせてくれたり、

 

 

 

怒りであれば、
自分が大切にしているものが侵害を受けていること、

を知らせてくれます。

 

 

 

 

感情の中には、
楽しい、喜びなどもありますが、
感情を扱う、という点では、
これらは、
あまり深堀りしなくても大丈夫かなと
思うので、ここでは割愛します。

 

 

 

 

大切なのは、
ネガティブに捉えられそうな感情でも、
何かの役割やサインがある、
と、理解することです。

 

 

 

 

 

恥の役割

 

 

 

 

では、恥の感情には、
どのような役割があるのでしょうか。

 

 

 

『恥(シェイム)…生きづらさの根っこにあるもの アスクセレクション』

という本を読んだのですが、
そこからそのまま引用すると、

 

 

恥は基本的に、

自己イメージを守るための、
そして仲間の輪に属するための、

警告の感情です

 

とあります。

 

 

 

 

どうやら、
①自己イメージを守るための警告

②仲間の輪に属するための警告
と2つありますね。

 

 

 

 

それぞれについて、
もう少し、かみ砕いてみます。

 

 

 

①自己イメージを守るための警告

 

 

 

 

これはおそらく、冒頭にも書いた
みっともない、
隠したい、

と感じる時に生じるものだと思います。

 

 

 

 

例えば、
自分はまじめな人間だと思っていたのに、
怠けてしまった。

怠けている自分がみっともない→恥ずかしい

というような時です。

 

 

 

 

この場合だと、
まじめだと思っている自分のイメージを守るために、
恥かしさを感じている、と考えられます。

 

 

 

 

②仲間の輪に属するための警告

 

 

 

 

私の経験の中から、
具体例をあげると、

 

 

学校の生徒指導の中で、
「恥ずかしくないのかっ!」
と、指導する場面です。
(イメージできますか?笑)

 

 

 

 

ドラマのシーンなどでも
連想させられます。
恥ずかしさに訴えって
説得するような感じです。

 

 

 

 

かくいう私も、
子どもに対して、
「〇〇として、恥ずかしくないように頑張って」
と言って指導していたこともありました。

 

 

 

 

この時のポイントは、
指導者側が、

相手が所属している輪(立場)から、
出ないようにするねらいで、恥を使う
という点です。

 

 

 

 

極端に言うと、
恥を使って相手の行動を
コントロールしている、
とも言えます。

 

 

 

 

そう考えると、ちょっと怖いですね。

 

 

 

 

何気なく、使っていましたが、
仲間の輪に属するための警告は、
言われてみれば、
そうだなと思い、
とても腑に落ちました。

 

 

 

 

 

恥を自己受容につなげたプロセス

 

 

 

 

上記のような、
恥に関しての知識を踏まえて、
記事の冒頭に感じた、
恥について振り返ってみました。

 

 

 

 

今回感じた恥ずかしいという感情は、
どちらかというと、
①自己イメージを守るための警告
に当てはまりそうです。

 

 

 

 

おそらく、
謙虚な方がいいと思っている自分を守るため、

素直に喜ぶことを、
抑えてしまったと思います。

 

 

 

 

 

私が感じた違和感は、
本当はすごくうれしいのに、
素直に表現することを
抑えてしまったことで生まれたもの、

と気づくことができました。

 

 

 

 

時間差はありましたが、
これに気づいてからは、改めて、
ほめてもらった喜びを感じました。
本当にありがたかったです。

 

 

 

 

恥の扱い方は注意が必要

 

 

 

 

今回、改めて、
恥について学びましたが、
恥の扱い方は注意がいるな、
と感じました。

 

 

 

 

今回は、自己理解につなげましたが、
何も意識していないと、
自己否定にもなってしまう可能性もありました。

 

 

 

 

 

また、誰かから、
「恥ずかしいくないのか?」
というような言葉を受ける時も同様です。

 

 

 

 

受け取る側が、
無意識に恥という言葉を受け取って、
恥を感じる自分はダメだと、
自己否定につなげてしまうことだってあります。

 

 

 

 

 

何気なくつかっている、恥、という言葉ですが、
その言葉が出そうな時には、
1度立ち止まってみるのがいいと思います。

 

 

 

 

恥は自己イメージを守るための、
そして仲間の輪に属するための、警告の感情
ということを、
思い出してみることをオススメします。

 

 

 

 

 


感情を扱うのは難しいですが、

理解していくと、
自分を知ることにつながり、
その分、

自分に優しくすることにつながっていきます。

 

 

 

 

興味のある方は、
他にも感情を扱った記事があるので、
よかったら読んでみてください。

 

感情って何?~感情と付き合う1つの考え方~

 

人と比べて落ち込む人へ 「比較」をうまく活用する方法

 

 

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