自分の言葉で表現する
こんにちは、デクです。
デクってこんな人です。
最近、
自分の言葉で表現する
ということをすごく意識するようになりました。
特に、周りの方とのコミュニケーションをとる時や
このブログで気持ちを表現する、
といった場面では、意識が必要だなと考えています。
反対に、
様々な情報を受け取る立場においても、
「この言葉って、発信している人自身の言葉なのだろうか?」
を意識するようにもなりました。
情報を発信する、
受け取るということを踏まえて、
今回は、
自分の言葉で表現する、
について考えてみたいと思います。
目次
自分の言葉とはどういうことか
まずは、
「自分の言葉とはどういうことか」
について、考えてみます。
自分の言葉とは、私は、
自分の経験から出てくる言葉、
または、
学んだことを自分の中で解釈して表現したもの
と考えます。
自分の解釈が入るので、
主観的な言葉、
とも言えます。
メンタルを整える状況では、
主観的な言葉から、
自分の解釈(認知)をほぐしていく、
認知行動療法というものがありますが、
表現するという場において、
自分の主観を活用すること、
つまり、自分の言葉で表現するのは、
とても大切なことだと思います。
そう思う1番の理由は、
教員としての経験があったからだと思います。
名言を探しては紹介していた新採教員
私が先生になって、担任をしたとき、
学級をまとめる、ということにとても苦労しました。
学級は中学生30~40人の集団ですが、
学校全体を考えた場合、
先生として、
学級に指示を出したり、より良い方向に、
リードしていく必要があります。
当時、私は、
あらゆる言葉を投げかけては、
自分だけでなく周りのことも考えて、
行動するように説いていました。
それでもなかなか、
子どもたちに伝わっている手応えがありませんでした。
そこで私は、
名言集などの本を買っては、
その一文を子どもたちに紹介する、
といったことをしていました。
どんな名言であっても、響かないときは響かない
実際紹介してみて、感じたのは、
たとえ、どんなに実績をあげた人の言葉であっても、
響かないときは、響かないということでした。
伝え方、タイミングなど、
細かな問題もあったかもしれません。
ですが、私が思う1番の理由は、
子どもにとって身近ではないからだと思います。
相手が誰であれ、
その言葉を発する状況、
立場や背景、
想いの理解があって
初めてその言葉が、相手の心に響くのだと、
子どもたちの反応から、学ぶことができました。
手応えを感じたのは、自分の言葉を加えてから
ただ、名言を紹介する中でも、
手応えを感じる時もありました。
それは、その言葉にまつわる、
自分の知識、経験を盛り込んで話した時です。
おそらく、伝える私自身も、
気持ち的にのっていたり、
勢いがあったからかもしれません。
そんな時に見える、
子どもの表情って、とてもいいんですよね。
目の色が違っていて、
伝わっているんだなと実感して、
嬉しくなります。
このような経験を踏まえて、
自分の経験や解釈によって出てきた言葉を伝えることが、
聞いてくれる人の心に響くのだ、
ということがわかりました。
実際に響いた経験は、
こちらの記事にも書いています。
自分の言葉で表現することをこれからも続けたい
同じ日本語で表された、
1つの文章であっても
どんな人が言ったのか?
その言葉から感じてくる背景や過程は何か?
を知ることで、
その言葉の意味合いに深みが出てきます。
まさに文脈というより、
血脈のある言葉、
血の通った言葉と言えるかもしれません。
私は読んでくれたり、受けとる人の心に
響く言葉をこれからも表現していきたいと思います。
自分の言葉で書いた、という印象が特に強く感じた記事です。
よかったらこちらの記事もご覧ください。